脱水予防。水と水分の違いについて知ろう
世田谷の田園都市線桜新町
脊髄損傷向けトレーニング&コアコンディショニング
「自分で歩く」をプロデュースする柳澤真由美です。
梅雨のムシムシした暑さが始まりましたね。
水分を取りましょう!の水分って???なんだろうと調べてみたところ
水はH2O、水分は水に様々な成分が溶け込んでいるもの。
そう考えると体液も水分です。
体液が体中に栄養を運搬したり老廃物を排泄したりするわけです。
年齢によって異なります体重の60%前後が体液の重さになります。
子供で70%
成人で60%
老人で50%
体液・・・血液・涙・唾液・リンパ液・消化液・脳せき髄液
老廃物の尿・便・汗も体液が含まれます。
体の中で水分が多い場所ってご存知ですか??
①筋肉
②脳
③消化管
この3つは特に水分が無いと機能しなくなります。
つまり、筋肉が少ない老人や子供は脱水しやす傾向があると言うことです。
脊髄損傷で筋肉が落ちると体の保水力が落ちる傾向があると
気に留めておく必要があります。
反面、トイレの問題で水分を極力抑えたくなる方も多いので
この辺りはよく身体と相談しながら水分を取る必要がありますよね。
脱水状態で筋肉の異常が出ると
①体中痛くなる
②筋肉に力が入らなくなる
③痙攣が起きる
と言われています。
脊髄損傷の方は
・痛みが分からなかったり
・もともと力が入りづらい
・痙性があるので痙攣との区別がつきづらい
ということもあるので、日ごろから自分の体を
良く観察しておくのがおススメです。
お水やお茶などで水分取るのも良いですが
電解質のカリウムなどのミネラルが含まれた
これから旬のトマト・きゅうり・すいか
などから水分補給するのが良いですね!
そして夏バテで食欲がなくなり食事を抜くことも出てくるかと思います。
1回食事を抜くとおよそ500mlの水分が不足するそうです。
食欲が落ちる季節なので、
食事がとれないときはミネラルが入っている水分補給を忘れずに!!!
ちなみに体液の主成分は水。
体液に溶け込んでいる成分は
電解質・・・カリウム・カルシウム・ナトリウム
と
非電解質・・・ブドウ糖・たんぱく質・尿酸も
「水分と取りましょう」とよく言いますが
水と電解質と非電解質がバランスよく補充ましょうと言う意味です。
美味しく水分を取りながら快適に過ごしていきたいですね。
それでは今日も、 意気 、活き、粋と! まいりましょう!

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