健康な便はどんな?〜3〜
世田谷の田園都市線桜新町
脊髄損傷向けトレーニング&コアコンディショニング
「自分で歩く」をプロデュースする柳澤真由美です。
6月が始まりましたね。
6月第一弾のは引き続き便のお話しです。
便の水分ってどのくらいのパーセントだと思いますか?
ちょっと考えてみてください。
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答えは
正常で理想的な便の水分量は約70〜80%です。(色は黄色っぽいもの)
・60%コロコロ便
・80〜90%になると泥状便(軟便)
・90%以上で水様便(下痢便)になります。
理想的な便は思ったより水分が多いと思いませんか?
私は最初に質問された時、健康な便が水分量50%くらいかなと答えました。
ちなみに便の内容物は
・33% 食べカス
・33% 生きた腸内細菌
・33% 剥がれた腸内粘膜
で出来ているんです。
十二指腸、小腸、大腸を通過する時間で水分は決まっていくのですが
悪玉腸内細菌が活躍していると、コロコロか軟便になります。
排便および排尿を調節する機能は、いずれも交感神経ならびに副交感神経の刺激によって支配されています。外肛門括約筋および外尿道括約筋は、ともに仙髄から出る陰部神経の支配を受け、外肛門括約筋の緊張、弛緩を随意的に調節することができ、外尿道括約筋の随意的収縮を行なうことができます。
すなわち排便時に、外肛門括約筋の随意的弛緩が起こると、同時に外尿道括約筋の収縮が起こり、排尿作用を生じさせます。
排便に関する神経
◆下腹神経 自律神経(交感神経系)(求心性・遠心性)
大腸、直腸の情報や動き、内肛門括約筋の動きを支配
・・基本的に排便には抑制的に働きます
◆骨盤内臓神経 自律神経(副交感神経系)(求心性・遠心性)
大腸、直腸の情報や動き、内肛門括約筋の動きを支配しています。
・・基本的に排便には促進的に働きます。
便が直腸に入ることで直腸内壁が伸展し、
その重さの刺激は骨盤神経を伝って種々の経路を経て大脳に伝わり便意となります。
我慢をすると、排便抑制の刺激が骨盤神経、陰部神経に伝わり、内肛門括約筋、外肛門括約筋を緊張させ便意は消失します
◆陰部神経(体性神経)
・・肛門周囲の知覚・外肛門括約筋の動きや肛門部の感覚を支配。
基本的に排便には促進的に働きます
◆中枢神経
・・便意を感じた時の腸や肛門の動きを調節します。大脳皮質、橋、仙随(2,3,4)と言われています。
排便の準備が整うと大脳から排便を抑制していた刺激がとかれ、排便の指示が出されます。横隔膜の呼吸停止、腹筋を緊張させて腹膣内圧を増加させると同時に内肛門括約筋、外肛門括約筋が弛緩し排便されます。このとき蠕動(ぜんどう)運動が増加します。
1・お酒は飲みすぎない。→軟便の原因を取り除く
2・辛いものは食べすぎない→軟便の原因を取り除く
3・食事は軽めに→蠕動運動を抑制
4・腹巻をする →冷えをさける
5・肛門反射を利用する
→前屈みの姿勢になると肛門直腸角が垂直に近くなるので骨盤底を前方に向ける。これは現在検証中です(笑)
6・携帯用トイレ・着替えの下着を持つ→お守り!として持ち歩く。
※日常的には恥骨尾骨筋トレをする必要性 トレーニング方法はまた次回!
時には遊びながら
体を動かして
気持も動かして
楽しんで!生活に面白さを!
それでは今日も、 意気 、活き、粋と! まいりましょう!
オンラインのカウンセリングも受付ています。
info@activate.tokyo
こちからからどーぞ。
いや、腐ったものや食中毒の原因となる食べ物を早く体外へ排出すると言う意味では
物凄く優れたシステム!
ちなみに
正常で理想的な便の水分量は約70〜80%です。(色は黄色っぽいもの)
・80〜90%になると泥状便(軟便)
・90%以上で水様便(下痢便)になります。
やっぱり普段の生活ではある程度我慢できないと困る。と言うこと。
次回は直腸に来る前に対処できることについてお話ししますね!
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