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目標設定のやり方:小さな達成感

世田谷の田園都市線桜新町
脊髄損傷向けトレーニング&コアコンディショニング
「自分で歩く」をプロデュースする柳澤真由美です。

目標設定するときに大切なのは
大きな目標を立てて、それを現実化するために小さな目標を立てる。
そして小さな達成感を感じる事が大切だと言います。

小さな達成感を感じるためには
小さな変化を感じられること。意識できること。
これがプロセスを大切にする事に繋がる。と私は思っています。

Th12の損傷の方で股関節の屈曲方向に力を入れることは得意で
股関節を伸ばすことが苦手&怖い。と言う方がいらっしゃいます。
股関節を伸ばすことが全く出来ない、分からないのではないのですが
まず最初に来るのは怖さ。

股関節を伸ばすと、
・腰が痛くなりそうだったり
・膝が痛くなりそうだったり
・膝が抜けそうだったり
・力が入らなそうだったり
その他もろもろの怖い原因がありまして、
何から怖さが来ているのか分からないと怖さばかりが大きくなります。

たとえ話でよくあるのが、
隣の部屋にいる猫の影が大きく映って化け物に見えて怖い。
怖くて隣の部屋ふすまを開けられないでいたけど
開けてみたら、ただの猫だった。的なお話し。

怖さの原因をつき詰めていくと、えっ?????それ?
なんてこともあります。

今回の「股関節を伸ばすのが怖い」に関しては
怖い要素をすべて取り除き、ちょっとしたサポートをすることで
本人もびっくりするほど股関節を伸ばすことが出来ました。

それもこれも、まずは自分で目標設定をしたからです。
「股関節を伸ばす」という目標設定を。

大きな目標を掲げて、
目標に達していないとダメとか、
目標に達していないと認めないとか、
以前は私もこのタイプでした。

以前は資格試験マニアで、いろんな資格試験を受けてました。
資格試験だと合格・不合格のラインがはっきりしているので
どうしても、合格にこだわります。
でもよく考えてみると、合格するにはどうすれば良いか?

・何か月かのスケジュールを組んで
・毎日やることを決めて
・毎日の目標を達成して余力がるときは更に勉強する。

なんて決めていたことを思い出しました。
そうすると、遅れたら頑張って取り戻そうとするし
予定よりも早く進めば合格により近づく。
なんて考えながら勉強してました。


でもね、プロセスを認めないと、どんな事も続けるのが難しい。

反対に大きな目標設定から小分けして
小さな目標設定ができると、毎日が毎回が楽しみになります。

それでは今日も、 意気 、活き、粋と! まいりましょう!


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