冷ごはんは繊維!レジスタントスターチ
- 2021.04.08
- お勧め コアコンディショニング トレーニング 楽しみ 脊髄損傷 食事
- でんぷん, レジスタントスターチ, 体重コントロール, 冷ごはん, 短鎖脂肪酸, 美肌, 胸髄損傷, 脊髄損傷, 腰髄損傷, 腸内環境, 頸髄損傷, 食物繊維
世田谷の田園都市線桜新町
脊髄損傷向けトレーニング&コアコンディショニング
「自分で歩く」をプロデュースする柳澤真由美です。
桜新町は八重桜が満開になっています!
毎年4月末くらいに満開になっていたので、本気のビックリです!
ビックリ繋がりでいうと
炊き立てのご飯をそのまま食べるのはとっても美味しいのですが
冷や飯になると食物繊維になる!!!!と言うお話です。
レジスタントスターチと言う言葉を聞いたことはありますか?
「冷ごはんを食べると太らない」ってお話しで一時有名になりました。
何故太らないんだろう??と思っていましたが
あるキッカケがあって調べてみたところ、面白い!と思ったのでシェアします。
レジスタントスターチってレジスタント=消化しずらい・スターチ=でんぷん
と言う意味で、人の小腸まででは消化されず、大腸でゆっくり消化されるでんぷんを言います。
このレジスタントスターチはでんぷんでありながら食物繊維になります!
凄くないですか?!
でんぷん(ごはん)1gが約4kcalなんですが
レジスタントスターチは1gが約2kcalとほぼ半分。
温かいご飯を1g食べると約4kcal
おにぎりを1g食べると約2kcalとほぼ半分!
そして、小腸で消化されずに大腸で消化されるので
大腸の腸内細菌で代謝されて
酢酸・プロピオン酸・酪酸・コハク酸などの短鎖脂肪酸へ変化します。
短鎖脂肪酸は大腸内で弱酸性を保つ働きをするため
腸内の善玉菌を優位な環境にします。
善玉菌が住みやすい環境になることで
・大腸がんの予防
・中性脂肪、コレステロールの上昇抑制
・インスリン抵抗性の改善
効果が期待できます
生米 βでんぷん
ご飯 αでんぷん
冷や飯 βでんぷん
生のお米はβでんぷんといって消化されずらいでんぷんタイプです。
生米を炊いて炊き立てご飯になるとαでんぷんと言う状態になります。
適度な粘り気が出ておいしく吸収も良い状態です。
そのあと冷ごはんになるとまたβでんぷんに戻るというサイクルになります。
βでんぷんの状態がレジスタントスターチと考えて良いと思います。
<まとめ>
冷ごはん:レジスタントスターチ
・レジスタントスターチは食物繊維
・ご飯の約半分のカロリー
・大腸内でゆっくりと消化される
・大腸で代謝されて短鎖脂肪酸になる
・大腸内を弱酸性にして善玉菌を活性化
・美肌効果も!
・結果的に大腸がん予防・コレステロール抑制・インスリン抵抗性改善へ
お昼にはお弁当やおにぎりは理にかなった食事だったというオチですね。
脊損の方は体重コントロールで苦労される方が多いので
この冷ごはん!簡単なのでお試しあれーーーです!
時には遊びながら
体を動かして
気持も動かして
楽しんで!生活に面白さを!
それでは今日も、 意気 、活き、粋と! まいりましょう!
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