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逆立ちチャレンジを始めたワケ

世田谷の田園都市線桜新町
脊髄損傷向けトレーニング&コアコンディショニング
「自分で歩く」をプロデュースする柳澤真由美です。


クライアントさんとトレーニングをしていると
私のS(笑)部分が出てきて、数字がカウントできなくなる時があるのですが
(最近は本当にカウントできないんではないか疑惑もあります(笑))
やれる範囲で最大限の力を出し切るためにカウントしています。

2人のトレーナー仲間が腕立て伏せで競争をしている時のお話です。

最初は軽々腕立て伏せをしているので、カウントもサクサクしていく感じです。
段々限界に近づくと腕が震えてきて、スピードが落ちてきます。
それに伴いカウントも徐々に遅くなります。
もし普段の限界が腕立て40回だとしたら、
通常がんばっても45回やれれば凄いと思います。

それを、二人のうち一人は45回も越え、50回も越え、60回までやり切りました。

45回くらいの時は、腕が振るえます。
50回くらいの時は腕、肩、顔が震えだします。
55回くらいの時は腕、肩、顔に加えて背中が震えだします。
60回に達する直前は、腕、肩、顔、背中に加えて足まで震えだし、
全身がブルブル、ブルブル、ブルブル、ブルブル、ブルブルと震えだします。
人の限界ってこうなるんです。

腕立て伏せ 全身ブルブル


感動しました!

私、人の限界を初めて見た気がしました。
そして、カウントする方も、だんだんと気持ちが入り出し、
全身が震えてもう体が持ち上がらなくなった時は、
何故か私の方まで全集中で緊張していました。(笑)

最後に体が床についた時は、拍手喝采です。

私はここまで追い込めるか??と自問自答すると
全身が震える状態になったことはないですが
私のチャレンジは逆立ちチャレンジです。

小学生の頃は、工場敷地内に住んでいたこともあり、外で遊ぶと危険だったため
外遊びをしていませんでした。
鉄棒やマット運動などは大の苦手。
逆上がりも出来るまで相当時間がかかったし、
鉄棒で空中の前回りや後ろ周りは全く出来る気がしなかったので
挑戦もしませんでした。
つまり、小学生の頃は空中の前回りや後ろ周りが出来なかったのです。

でも、大人になってからやってみたら、
出来る!
縄跳びの三重跳びも大人になってから出来た!
振り返ってみると、小さい時出来なかった事が、大人の理論をもって
やり出すと出来るようになっていることがあるな。と。

以前、脊髄損傷C4完全のクライアントさんに、
「膝を伸ばすつもりで動かしてみて」
と言ったら
「自律神経でコントロールされている鳥肌。テレビで鳥肌を自在に立てられる子が放映されていた。とっても凄い!と思ったけど、私が膝を動かすって鳥肌立てるようなものだよね」って。

返す言葉もないです。

だからこそ挑戦してみようと思いました。
苦手だったマット運動の花形逆立ち。(私が勝手に花形だと思っています)
同じレベルでの動かし方、運動、挑戦ではないのは重々承知したうえで
自分に出来ない事、でもやってみたい事へのチャレンジ続けたいと思います!

努力は必ず報われるから。
結果が伴わない時もあります。でも
努力している時間や過程は絶対に自分の身になって帰ってきます。
全身プルプルの腕立て伏せをした人や
2020年初めから逆立ちチャレンジを毎日している私も。
ケガなく逆立ちが出来るようになるまで地道に続けていこうと思います!
と自分に負荷をかけて!

逆立ち まずはここから

時には遊びながら
体を動かして
気持も動かして
楽しんで!生活に面白さを!
それでは今日も、 意気 、活き、粋と! まいりましょう!
オンラインのカウンセリングも受付ています。
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こちからからどーぞ。