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体の動きを感じる 感覚について

世田谷の田園都市線桜新町
脊髄損傷向けトレーニング&コアコンディショニング
「自分で歩く」をプロデュースする柳澤真由美です。


感覚の話

感じるってすごい事です。
靴の中に物凄い小さい石や棘が入っても痛みや感覚ですぐに分かります。
この感覚があるからケガや危険から事前に身を守ることが出来る。
この感覚は
大きく分けると

1⃣体性感覚 2⃣内臓感覚 3⃣特殊感覚 と分類されます。

1⃣体性感覚の中に
  1.皮膚感覚(表面感覚)
    ①触覚
    ②圧覚
    ③温覚
    ④冷覚
    ⑤痛覚

  2.深部感覚
    ①運動感覚
    ②深部痛


2⃣内臓感覚の中に
  1.内臓感覚
  2.内臓痛



3⃣特殊感覚の中に
  1.視覚
  2.聴覚
  3.味覚
  4.嗅覚
  5.前庭感覚(平衡感覚)

体性感覚の中の「皮膚感覚」でどの感覚が分かりづらいか
日常生活の中で確認してみるのもお勧めです。


次に運動中やトレーニング中に関係してくるのが深部感覚です。

深部感覚には関節の位置や動き、力を受け取る働きがあり
固有受容器といわれるセンサーが筋、腱、関節、靭帯に存在します。

固有受容器から脳へ感覚が入力され、
入力された感覚をもとに
運動指令が出され関節運動が起こります。
筋、腱、関節では圧迫や伸縮の力により位置と運動を脳へ伝えます。

例)
筋肉が伸ばされると
筋の固有受容器(筋紡錘)が伸長を感知して
感覚を脳へ伝える
→脳から筋肉の長さを調整する指令が出される→関節が動く


そして筋肉は収縮と弛緩を繰り返すことで
収縮感や使っている感覚を高めることができます。

筋肉が硬くなったり、痙性で力が抜けなくなると
収縮と弛緩の切り替え時間が減ってしまい
感じる力→感覚が分かりづらくなります。

筋肉を緩める時間
・湯船につかったり
・深呼吸したり
・香りや音楽でリラックスしたり
しながら筋肉の緊張だけでなく、心もリラックスさせて
感じる力と感じる時間を作ってみてください!

運動 感覚 バランス


それでは今日も、 意気 、活き、粋と! まいりましょう!



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