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痙性で硬くなった筋肉に必要な栄養素

世田谷の田園都市線桜新町
脊髄損傷向けトレーニング&コアコンディショニング
「自分で歩く」をプロデュースする柳澤真由美です。

5月になりましたね。今年のGWは肌寒い感じの気候から始まっています。
4月からタウリンを取り始めて身体に出ていた症状がだいぶ改善されたので
その報告をします。


タウリンって何??


CMで「タウリン1000mg配合!」って耳にタコできるほで聞いている言葉ですが
じゃタウリンってなに?と言われると????となと思います。

タウリンってアミノ酸の一種で
含硫アミノ酸とはその構造に硫黄原子を有するアミノ酸で
必須アミノ酸のメチオニンとシステイン・ホモシステインとタウリンがあります。

タウリンの機能で代表的なもの


・浸透圧の調整
・カルシウムの調整
・膜の安定化
の3点です。

つまり、体の細胞の浸透圧を調整し、膜の安定化を図る→体のバランスを調整している
ということです。


筋膜で包まれた筋肉は膜を安定させれば、筋肉も安定するのでは?


脊髄損傷後に痙性があり、筋肉が硬直しがちな方には
この浸透圧の調整を考慮するのも有効ではないかと考えています。

細胞外の塩分濃度が高くなると細胞内から水分が出ていき筋肉は収縮する方向に働きます。

逆に
・細胞内の塩分濃度が高くなると細胞内に水分が入ってきて濃度の恒常性を保ち
筋肉は弛緩する方向になります。

そのため全タウリンの60%は筋肉内にあると言われていて免疫細胞に高濃度に含まれています。

この恒常性は自分でコントロールできるものではないので
だからこそ食事で体のバランスを取るのが必要だと考えています。




タウリンと腸の関係性で、働きにフォーカスすると

1バリア機能の強化
2悪玉菌の減少
3短鎖脂肪酸の増加

の3点があります。


タウリン摂取後の経過


ステロイドを塗ると良くなるけど、しばらくするとまた直ぐに赤く皮膚に出てくる。
という繰り返しがありました。
タウリンを取るようになって、その反応がだいぶ減ってきていると感じています。

タウリンを取ることで腸内の細胞、上皮細胞のタイトジャンクションという
吸収経路の穴が小さくなって分子が大きいものや毒素を体内に入れない構造ができていて
それを強化しています。そして今回それがとてもよく働いてくれている実感があります。



歳を追うごとに免疫機能が低下するのは筋肉量が低下するからという話もあります。
タウリンがある場所=筋肉と考えると
食事で不足分を補給し、筋肉で蓄えるという流れで
出来るだけ体を動かして筋肉量を維持しながら
色んな美味しいものも楽しんていけるといいですよね❣️
その一つが栄養素のタウリンというお話でした。


タウリンが含まれている食材

タウリンが含まれいている食材

・牡蠣:1,130mg
・ほたて:769mg
・あさり:664mg
・たこ:520mg


参考
https://brand.taisho.co.jp/contents/tsukare/detail_249.html





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