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足指が動き出すとき。それは「やれそう!」と思う時。

世田谷の田園都市線桜新町
脊髄損傷向けトレーニング&コアコンディショニング
「自分で歩く」をプロデュースする柳澤真由美です。

この写真のポーズ。
もう何年間もやりたい!と思っていました。が、

落ちたら大変。
怪我しそうだ。
怖い。
危ない。
出来るわけない。

とできない理由ばかりが湧いてきて、
とても出来る気がしなかったのです。
やりたいと思ってから時々トライしながら 5.6年経過しました。

初めは四つん這いにもなれなかった状態からスタート。
それから足裏をつけて高ばいのような形。足がプルプル震えていました。
ある時、バランスの良いポジションが見つかり、足の震えが止まりました。
そしたら、両手が離せて、見た目は四つん這いと変わらないくらいですが
足で立っている瞬間があるようになりました。

ここからです。再び、怪我しそうだ、怖い、やめようかと思い始めめした。
それも通り越して、やれそうな気がしたので、
ゆっくりと立ち上がったら、、、、、出来ました。


つい最近もクライアントさんの足趾が動き出したのです。
足指を握る事は出来ていましたが、開く動作(足趾外転)は出来ていなかったのです。
急に動き出したので、聞いてみると、
「出来そうだから一生懸命開いてみたら出来た」そうです!

人間の可能性って本当に凄いです。受傷後8年以上たっても変化がみられます。

そしてそれは歩行にかなりプラスの影響があります。
クライアントさんの歩行の安定度が格段に上がりました。

やり続けると変わる!

以前にも書いたかもしれませんが、出来たときの

「ドヤ顔」

大好きです!

それでは今日も、 意気 、活き、粋と! まいりましょう!

バランスボール 立位