脳内チップで麻痺した手を動かし、「触覚」まで取り戻せる日がやってくる
世田谷の田園都市線桜新町
脊髄損傷向けトレーニング&コアコンディショニング
「自分で歩く」をプロデュースする柳澤真由美です。
脳内にコメ粒ほどのチップを埋め込んでリハビリを続けた結果
ゲームのギターヒーロー
を速弾き出来るくらい弾けるようになった。
というニュースがあったのでシェアします。
>最新の神経科学の実験では、
>脊髄の「完全損傷」の多くで脊髄線維の束がいくつか生き残っていると言われている。
>「わずかな線維の束でも、脳にそれなりの信号を伝達できます」
以前から完全損傷と言われても10%ほど脊髄が残っていれば通信が行われているともいわれています。
10年以上前から、この考え方に基づき脊髄損傷者のトレーニングをしています。
>脳内で感覚や運動を表す電気信号が行き来していても、
>それらは体が麻痺している人が気づくには弱すぎる。
>体が何も感じられず、腕が動くこともない。
だから、自分の体を感じてもらうように質問し続けます。
腕が動くこともないと言うのは言い過ぎですね(笑)
>この微弱な信号を脳から抽出し、意味を解読して四肢に伝達すれば、
>脊髄をバイパスして脳と体を再びつなぐことができるのではないか。
これを機械的ではなく、自分の体と意志とイメージで体感していただいて
いるのがActivateのトレーニングです。
記事では、脳内にチップを埋め込んでPCとつなぎ
「意図した運動」に対応する信号と「感覚」に対応する信号に分離する。
意図した運動を表す信号は前腕に巻き付けられた「電極バンド」に、
感覚の信号は上腕に巻き付けた「振動バンド」に送信される。
これを学習することで、
運動=ゲームでギターを弾くほどの動き
と
感覚=ものに触れる触覚
を分けていき、これを振動の強弱で感知していったそうです。
大分前からやっている事ですね。^^
実際に受傷前の感覚とは違う感覚で
何らかを感じる感覚が戻る方は多いですよ!
coji_coji_acさんによる写真ACからの写真
https://www.sankei.com/wired/news/200719/wir2007190002-n1.html
それでは今日も、 意気 、活き、粋と! まいりましょう!
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