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脱水症状でどうなる?

世田谷の田園都市線桜新町
脊髄損傷向けトレーニング&コアコンディショニング
「自分で歩く」をプロデュースする柳澤真由美です。

毎日暑いですね。台風が来たと思ったらすぐに夏の暑さに戻りました。
エアコンかけないで部屋にいると、すぐに汗が噴き出てきます。
その汗。

「頭がぼーっとして集中できない」
「運動中、動けなくなった」

これらは軽い脱水症状です。
まず水分の働きについてお話したいと思います。

水分の働き


・体温調節→汗をかいて体温を下げる
・栄養素の運搬→血液が栄養素や酸素を組織へ運ぶ
・関節の潤滑作用→関節の痛みや曲げづらさを軽減する
・代謝物の除去→尿素などを尿として排出
・消化→唾液・胃液・排便など消化を正常に行う
・吸収→腸内から血液への栄養素の吸収を正常に行う
・免疫機能→血液・リンパ液として白血球を輸送する

水分不足になるとこれらの機能が弱まります。

脱水症の種類と原因

1水分だけが減る場合
  →水分摂取不足
2水分とナトリウムが減る場合
  →大量の汗をかいた時
3水分とナトリウムの両方が減って水分だけ補給した場合
  →大量の汗をかいて、水分だけを補給するとナトリウムが薄まる

一般的に夏に起こる脱水症のほとんどは2の水分とナトリウムが減る場合です。

セキソンの方では、トイレの心配で元々水分を取らないようにしている方が多く
軽く汗をかく人の場合は、数日かけて脱水症になりかける方が多いように思います。
実際よく聞く話で、「何だか調子が悪い」と話されるので、どんなふうにと
聞き進めるて、水分とるように勧めると次回の時には体調が戻っていることがあります。

脱水症の症状

体重に対する水分損失率が
1%→大量の発汗・喉の渇き
2%→強い渇き・めまい・吐き気・ぼんやりする
3%→汗が出なくなる
4%→全身脱力感・動きの鈍り
6%→手足の震え・ふらつき・頭痛
8%→幻覚・呼吸困難

水分損失率が2〜3%のうちに水分補給をすれば、軽症ですみます。

1日に必要な水分量

入る水分:食事1,000ml 飲料1200ml  代謝水300ml
出る水分:尿や便1600ml 汗や呼気900ml

食事で水分が多い夏野菜を食べていれば、野菜の中に含まれるミネラルからナトリウムも取れますが
普段の食事で野菜を食べていなかったりすると、ミネラル不足で2の脱水にもなりやすいです。
入る水分と出る水分から、日常から飲料で1200は飲んでいる必要があると分かりますね。

外で働く、毎日大量に汗をかく人は梅干しを食べるって聞いたことがあると思いますが
塩分補給大切ですね。

水分
水分のイメージ


先日常念岳へ山登りに行ってきました。
その時に大量発汗してスポーツドリンクに助けられましたが
一番効いたのは、山小屋で食べたラーメン!だと体が訴えてました笑笑

スープの塩分と水分・麺の炭水化物・チャーシューでタンパク質も!
そう考えると山で食べる食事としては完全食です!
普段の生活では塩分多すぎと言われているので、
ラーメン好きな方はお気をつけて❣️

結論としては、普段から水分1200mlくらいは取りましょう!
夏野菜を積極的に取りましょう!
というお話でした!

時には遊びながら
体を動かして
気持も動かして
楽しんで!生活に面白さを!
それでは今日も、 意気 、活き、粋と! まいりましょう!
オンラインのカウンセリングも受付ています。
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こちからからどーぞ。