骨・骨密度のお話し
世田谷の田園都市線桜新町
脊髄損傷向けトレーニング&コアコンディショニング
「自分で歩く」をプロデュースする柳澤真由美です。
今日は少し便のお話しから脱線して骨のお話し。
便のお話もまた次回。(^^)
病気などで寝たきりや車椅子生活になると
一番減るのは何だか分かりますか?
重力の負荷が減ってしまいます。
普段は全く気にならない重力ですが、気にならないからこそ重要なんだとつくづくと感じます。
重力が掛からなくなると骨へかかる刺激が減って、骨が弱くなる。
これは本当に気が付かないんです。
骨のお話しで『ウルフのの法則』(ドイツの解剖学者ヴォルフ)があります。
「動物の骨というものは、不可の方向に応じて形状を変え、負荷の量を反映して厚みや大きさを増減するため
その時々の形状が変化していく」 骨の変形に関する法則1982年
正常にせよ、異常にせよ、骨はそれに加わる力に抵抗するのに最も適した構造を発達させるわけです。
以前テレビで、ツールドフランスの選手が骨粗鬆症になったという番組を見ました。
トップアスリートでも自転車競技ばかりしていると体重を支える時間が少なくなり
骨への圧力が減り、骨粗鬆症になりうる。ってことに驚きました。
衝撃が加わる動きや荷重が加わる動きが必要です。

簡単なことで言えば、
上肢なら、拍手で大丈夫。拍手が難しければ、手の甲や太ももを使っても大丈夫。
下肢なら、立ったり、歩いたり、走ったり、足トントン、貧乏ゆすり(痙性も)で大丈夫。
そして内から取り入れる食事。
これはまた次回に!
時には遊びながら
体を動かして
気持も動かして
楽しんで!生活に面白さを!
それでは今日も、 意気 、活き、粋と! まいりましょう!
オンラインのカウンセリングも受付ています。
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こちからからどーぞ。
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