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お尻を上げるには?下げるの?

世田谷の田園都市線桜新町
脊髄損傷向けトレーニング&コアコンディショニング
「自分で歩く」をプロデュースする柳澤真由美です。

トレーニングをしていると、色々と面白い事が起こります。
例えば、膝を延ばそうとすると、脳から「膝を伸ばす」と指令がいき
実際に膝が伸びるまでに数秒から10秒くらいまで時間差がある。という事があります。
自分ではすぐに動くと思っているので、この時間差の後に足が動くと
最初は動いている感じがしないと話されるクライアントさんが多いです。


今回も面白いことが起こりました。
ヒップリフト(ブリッジ)は立ったり、歩いたり、走ったりするために
必要な動きです。
この動きがどうしても苦手で、ヒップリフトすると裏腿のハムがつると言うのです。
足をつった時の痛みが強いので、あまりヒップリフトの動きをしていなかったのですが、ある時トライしてみたら。。。。。

やっぱり、お尻が上がる方向には働かないのです。
お尻を天井方向にあげようとしているのに、
地面に押し付ける方向に力が加わっているのです。
→股関節が曲がる方向に力いっぱい力を入れている状態。
つまり、ヒップリフトの動きとは真逆の動きをしている結果となっている。

そんな話をしながら、ふと
「お尻を上げようとしてお尻が下がるのだったら、
いっそのこと、お尻を思いっきり下に下げようとしてみたら???」
とお話しして、、、やってみました。お尻を下げる動き。

そしたら、一気にお尻が上がるのです!!!!!!!

ヒトの体って面白くないですか???

今回のように神経伝達を間違えたりすることも多々ありますが
その中に法則を見つけたら、新しい動きに繋がる!

クライアントさん本人は?????と今起こっていることを消化しきれていないようでしたが、この現象も実はよく起こることです。

例えていうなら、自分では体を真っすぐにして立っていると思っていても
人から見ると、腰が反っていてたり、腰が丸まっていたりすることと少し似ていると思います。

自分の体が今どうなっているか感じながら、いろんな動きをするのはとっても役に立つと思います。自分だけではどうにも分からないことがある時も。
そんな時は一緒にトレーニングしてみましょう!

ヒップリフト


時には遊びながら
体を動かして
気持も動かして
楽しんで!生活に面白さを!
それでは今日も、 意気 、活き、粋と! まいりましょう!
オンラインのカウンセリングも受付ています。
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こちからからどーぞ。