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床から車椅子へのトランス

世田谷の田園都市線桜新町
脊髄損傷向けトレーニング&コアコンディショニング
「自分で歩く」をプロデュースする柳澤真由美です。


床からのトランスを受傷してから
一度も出来たことがない方がいらっしゃいました。
入院中に何度かやってみても全く出来なかったので
自分のイメージは「床からのトランスは出来ない」と思い込んでいます。

お家でひとりで身体を動かそうとする時、ベッドで動きたくなるのですが
ベッドは褥瘡予防で柔らかい場合が多く動きづらいのが現状です。
床トランスで床にヨガマットをひいたり、畳の上に寝転がれば
加重をかけても沈まずに動くことが出来ます。

日常生活で動く量が格段に増えます。

日常生活で動く量が増える事で運動量が増え、
体重コントロールにもつながります。
これを踏まえて
「床トランスの練習するのとしないのと、どっちが良いですか?」と聞きます。
気乗りしない返事が返ってくるうちは練習しないです。
何度も同じような質問を繰り返すことで
そのうち「やってみます。」とおっしゃいます。
(誘導尋問かな(笑))

入院中に出来なかったことはその後ずーっと出来ないわけでなく
段々と出来ていくことが多いです。

床からトランスをするときに何が一番ネックになっているか?
それを紐解いていき、今できる動きでやれることをやると
あれ????
床トランス出来ちゃった
ってことになります。

ここに至るプロセスは
自分でやると自己決定しているので
自分の中でイメージが膨らんでいき、
こうしてみたら?がいっぱい出てきます。

そして、ドヤ顔に繋がるのです(笑)

皆さんもドヤ顔楽しんでください!


それでは今日も、 意気 、活き、粋と! まいりましょう!

床から車椅子へ